それぞれに、それぞれの文明を築いていた7つの銀河が統合し 3000年以上の月日が経った。 様々な種族、生態、星系、文化が混ざり合い 新たな価値観と出会い、困惑、衝突、和解していき そこへ更に新たな価値観が生まれた。 そしてそれさえも過去となり新たな日常が根付き久しくなった そんな時代の物語。

──物語は常に勝者のために。 だが、敗者はどうだろう？ 彼らの名は「悪役」として永遠に嘲笑われ(わらわれ)続ける。 そんな者たちのもとに、一通の手紙が届く。 『〜ハッピーエンドを迎えられなかった者達へ〜 物語は勝者のために綴られる。だが、私たちの名が語り継がれることはない。 誰からも愛されず、報われず、ただ惨めに終わった——そんな爪弾き者ばかりだ。 だからこそ、共に杯を傾けよう。傷を舐め合い、自らの結末を笑い飛ばし、いっそ新しい物語を夢見ながら。 月が天頂に登り、鐘が十二度鳴り終えるその刻、晩餐の席は整うだろう。 〜ハーメルンの笛吹き男ことヨハンより〜』 呼び集められたのは五人の悪役たち。 白雪姫の継母、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の魔女、赤ずきんの狼、シンデレラの義姉、ピノッキオを騙した道化の狐。 そして主催は、かつて鼠退治の報酬を払わなかった村への腹いせに、村の子供たちを笛の音でさらったという…ハーメルンの笛吹き男。 ——だが、その宴は血に塗れて幕を開けることになる。 主催者は突如として姿を消し、見つかったのは息絶えたその亡骸。 残されたのは、互いに顔を見合わせる五人の悪役たち。 犯人は誰なのか。 なぜ笛吹き男は殺されねばならなかったのか。 そして、この館に集められた本当の理由とは——。 爪弾き者たちの疑念と欲望が交錯し、今宵、暗き晩餐会の幕が上がる。

「好きな夢が見られたらいいのに」 「夢から覚めなければいいのに」 ――そんな思いを抱えた人々を誘う“夢旅行センター”。 眠りについた乗客は〈夢列車〉に乗り込み、深層心理が紡ぐ“望みの終点”へと向かう。

あなたたちは、普段からUZUで遊んでいる仲良し7人グループです。 初めて「マダミス合宿」というものをしてみよう、ということで、実際に会う事になりました。 マダミス合宿の舞台は、長崎にある廃校になった学校。 プレイするのは、ウズで公開されているGM＋PL6人用の『学園ナナ不思議』というシナリオ。 各自スマホでウズを起動し、シナリオに沿って実際に校内を動きながらプレイを開始しました。 しかし、プレイ中にGMである らぶらび が殺されてしまい……。

12月の下旬。北海道はすでに白銀の世界だ。 市街から遠く離れた山奥の施設にて、あなたたち六人はとある宗教法人の合宿セミナーに参加していた。 目的は教祖を殺害するためだ。 あなたたちはこれまでお互いに素性を隠しながら秘密裏に連絡を取り合っていた。それぞれの動機を胸に秘め、互いにアリバイを確保したり、凶器を手配したりしながら、計画を練ってことに及んだ。 果たして教祖は死んだ。 しかし達成感は不意に打ち切られることになった。 死体の刺し傷が、五つしかない。 当初の計画では参加者のそれぞれが一人一度ずつ、教祖の身体を刃物でひと突きしておくはずだった。それは互いに殺人者の烙印を共有するための重要な取り決めだった。それが一つ足りない。六人のうち一人が約束を破ったのだ。いったい誰が、この期に及んでなぜ……？ 雪が降り積もっていく。 警察を呼ぶ前に、裏切り者を見つけ出さなければならないだろう。 殺人者たちの饗宴がいま幕を開ける。

古代遺跡の中に眠るレリックと呼ばれる遺物の使い方を解明したとして、世界中から注目を集める存在となったエニグマ。 そんなエニグマが次に生み出したのは、謎解きというジルコン世界では未知の娯楽だった。 GLORY領内で開かれるエニグマの謎というイベントでは、全ての謎を解くと大量のジルコインが得られるという。 招待状を手にエニグマの謎に挑む参加者たち。 そこで起きる殺人事件。不可解な謎と事件の真相とは?

女王シャインが統治するBraveに訪れる未曾有の危機。多国籍医療部隊DIANOの一員として、世界を救え！

【ある英雄の手記】　 Hole（ホール）には竜がいる。 しかし竜ではない怪物がいることもあった。 Holeには多くの財宝が眠っている。 しかし未知なるモノが眠っていることもあった。 それは古代の遺物のように見えた。 それは数世紀先の創造物のようにも見えた。 未知なるモノを【レリック】と呼ぶことにした。 ー時は流れ、ジルコンシンポジウム開催から数百年ー 伝承を頼り、幾多の冒険者たちがHoleに眠る財宝に挑み、朽ち果てていった。 そして遂に辿り着く最下層。 そこに待ち受けていたのは財宝ではなく絶望の象徴。 空気を裂き、大地を揺るがす大災の権化。 絶望が目前に広がる中、それでも彼らは信じていた。 「ここが終わりだ」 「ここにこそ、答えがある」 【レリック】を求めて集った者たち。 その手にあるのは力か、知恵か、あるいは裏切りの刃か── Holeに眠る“レリック”の謎を解き明かす、戦いが今、始まる。

Brave南東の町、ペクトライト。 かつて、未曾有の大災害『神災』に見舞われたこの町も、少しずつ過去の傷を癒しつつあった。 それから7年。神災による被害者を哀悼する式典の最中、町の騎士団「Radiants」の隊長クロム・スティンガーが失踪する。 消えたクロム・スティンガーの行方を追う為、彼の部下達と1人の囚人は捜索を開始する。 この事件は偶然か必然か……今、ペクトライト最大の事件が幕を開ける！ 今宵始まるは、勇気と謀略の物語。さあ──世界を救う準備はいいか！

「オルフィニア大陸横断パレード」の開催に向け、4つの国が準備を進めていた。 パレードの前日、最終確認をするため各国2名ずつの代表者が集まる。 そこで、殺人事件は起きた。 ──全員がパレードの成功に向けて集まったはずだった。 パレードの主役である「英雄の像」を見るため、人々は明日を待ち侘びている。